手軽&無料で大量のtweetデータを取得できる神ソフト「Twitter Connector」を紹介します

 

どうも、ネットストーカー5段の加川です。流派はtwitter。

皆さんも一度は「気になるあの子のtweetデータを取得して共起分析してみたい!」「元カレが最近どんなこと考えてるか、tweetデータをもとにクラスター分析してみるのもいいわね」などと考えたことがあるでしょう。私はありません。

そこで今回は、手軽かつ無料でtweetデータを取得できる神ソフトウェアを紹介します。
本ソフトウェアでは、

・指定ユーザの直近3200件前後のtweetデータ(各種メタデータ含む)を取得
・指定ユーザの直近8日間のリプライ&リツイート情報を取得
・リプライ&リツイートしたユーザのデータを取得
・直近8日間の指定キーワードを含むtweetデータを取得
・各種データをグラフオブジェクトで表示

などができます。わくわくしてきますね。これであなたも立派なネットストーカー!

注: 本ソフトウェアは、Twitter API 1.1を利用してデータを取得しており、仕様上取得できないデータがあります。APIの詳しい仕様は以下の記事を参照してください。
【保存版】TwitterAPI1.1 REST API 全項目解説
本ソフトウェアで取得できるデータは、こちらのテーブル一覧を参照してください。

 

■ソフトをダウンロードしよう

 

今回紹介するソフトは、株式会社アシストが提供する「QlikView」という情報分析ソフトに、「Twitter Connector」というコネクターを適用したものです。QlikViewは、個人利用の範囲内ならば無料かつ無期限で利用できます。ありがたく使わせていただきましょう。こちらのページから両ソフトをダウンロードできます。個人情報などを入力すると、ダウンロードが始まります。

ダウンロード後は「QlikView」からインストールしていきます。インストーラの指示通りで構わないと思います。次に「Twitter Connector」をインストールします。こちらも指示通り。

 

■実際に使ってみよう!〜ユーザ検索編〜

 

さて、準備が整ったらいよいよ利用してみましょう。まずはサンプルアプリケーションを使って指定ユーザのデータを取得します。Twitter Connectorのフォルダ内の「twitterUserSample.qvw」を開いてください。

 

「Twitter Connector」フォルダ

「Twitter Connector」フォルダ

 

すると、こんな画面が出てきますね。

 

 

twicon

 

いま、「xxxboredomxxx」という僕のtwitterアカウントが入力されているところに、取得したいユーザのアカウント名を入力してください。ちなみに、コンマで区切れば最大10ユーザまで同時に取得可能です。今回は「データ蓄積」は「しない」に設定してください。以上を入力したら、「リロード」というボタンをクリックします。するとデータ取得が始まりますので、少し待ちましょう。最初に使うときはtwitterアプリのアクセス許可画面が出てきますので、許可しちゃってください。

データ取得が完了すると、以下の様な画面が表示されます。

 

twicon1

 

うおー!すげー!僕のアカウントが丸裸!なんかグラフとか表示されてる!
さて、では肝心のtweet内容を見てみましょう。「ツイート内容」というボタンをダブルクリックしてください。

 

twicon2

 

こんな画面に変わりますね。取得できたデータは直近3200件前後のtweetデータです。デフォルトではツイートの種類(ツイート/リプライ/リツイート)やリツイート回数などの要素が表示されています。
僕が感動したのは、このテーブルの内容を「XL」というコマンドからExcelで出力できるところ。データ取得後に言語解析などを行う際、データの整理などが非常に楽になります。マジでありがたい。

 

取得したExcelファイルはこんな感じ

取得したExcelファイルはこんな感じ

 

また、このテーブルの内容を追加/変更することもできます。データが格納されているオブジェクトを右クリックして「プロパティ」を開きます。

 

twicon5

 

次に、「軸」というタブを選択。私がリツイートやリプライしたユーザのIDを表示させてみましょう。

 

twicon7

「r_user_id」を

twicon8

「追加」で「軸項目」に挿入

 

すると、以下の画像のように、テーブル要素に「r_user_id」が追加されます。この要素を含めたExcelデータを出力することもできます。

 

twicon6

 

また、投稿の推移や統計などを見ることで、当該ユーザの大まかなツイート傾向なども明らかにできますね。

次に「返信ユーザー情報」を見てみましょう。同タブを選択すると、以下の様な画面が表示されます。

 

twicon4

 

僕がリプライしたユーザのアカウント情報が取得できます。デフォルトではリプライしたユーザの投稿数のグラフを表示していますね。こちらもプロパティから要素を変更できます。マーケターなどにとっては非常に有用な機能ではないでしょうか。

以上、サンプルアプリケーションをもとにユーザ検索編の大まかな使い方を紹介しました。
ちなみにこのサンプルアプリケーションは、本ソフトウェアで取得可能なほぼすべての要素を取得するように設計されています。
ですので、先ほど紹介したように、プロパティでデフォルトのテーブルの要素を追加/変更すれば、閲覧したい要素を表示することができると思います。
「QlikView」を使って0からテーブルやグラフオブジェクトをつくることもできますが、まずはサンプルをいじってみることから始めるといいでしょう。

 

■実際に使ってみよう!〜tweet検索編〜

 

では次に、キーワード検索のサンプルアプリケーションの使用方法を紹介します。今度はフォルダ内の「twitterSearchSample.qvw」というファイルを開いてください。以下の様な画面が表示されます。

 

twiconkensaku

 

今回は、なんとなく「村上春樹」をキーワードに検索してみます。「データ蓄積」は「しない」。言語の設定はどうやら必要なようなので、日本語の場合「言語」に「ja」と入力してください。直近8日間の「村上春樹」を含むtweetデータが取得できます。

 

twiconkensaku1

 

以上のような画面が表示されます。29日になったばかりのときに検索を行ったので、29日はガクンとtweet量が減っています。当たり前か。28日はtweet量が多かったみたいですね。村上春樹関連のできごとがなんかあったのかな?などと思いを巡らせることができます。下部にはツイート内容やアカウント名が表示されています。

また、「ユーザー別」

twiconkensaku2

「投稿内容別」

twiconkensaku3

 

なども表示できます。なにか最近の話題で気になることがあったら、検索をかけてExcelで出力してtweet内容を眺めてみるのもいいでしょう。エゴサーチも捗ること間違いなしです。

 

■実際の運用における注意点

 

さて、実際の運用においては、APIの仕様上の制限である「直近3200件」「直近8日間」などがネックになってきます。そこで、本ソフトでは、データを蓄積してすぐにソフト上で呼び出せるような機能を搭載しています。どこまで親切なんだ株式会社アシスト!

遊びでデータを取得するときはわざわざ蓄積することはありませんが、継続的に同じユーザやキーワードのデータを取得したい場合は、随時データを蓄積しながら運用していくといいでしょう。

また、どうやら「QlikView」や「Twitter Connector」には使用制限はありませんが、サンプルアプリケーションのライセンスには使用制限があるようです。こちらも、使用期限が過ぎたら上記のページから「Twitter Connector」を再度ダウンロードすれば再度利用できます。

 

■まとめ

 

なかなかtweetデータを大量に取得したいという物好きはいないかと思いますが、僕のようにtweetデータを修論で使う学生や、ビッグデータ分析がどういうものか手軽に体験してみたいという人にとっては、本ソフトウェアは有用なツールなのではないでしょうか。

マーケティング業界では、Twitterでの口コミは重要な「お客様の声」でもあります。

PHPなどのプログラミング言語を駆使してAPIからtweetデータを取得することもできますが、自力でやるにはそれなりの知識が必要です。それに、本ソフトウェアのわかりやすいUIやExcel出力機能は魅力的です。

取得したtweetデータは、KH CorderTTM(Tiny Text Miner)などのテキストマイニングソフトで分析すると更に面白いでしょう。

ちなみに、本記事では触れませんでしたが、Twitter Connectorは指定ユーザがソーシャルメディア上の影響力がわかるWebサービス「Klout」のスコアなども閲覧できます。また、「QlikView」にはFacebook向けのコネクターも用意されています。

是非遊びのつもりで、友達のアカウントでも分析してみてください。